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第2話
次の日の朝から昼休みの練習も授業が終わるまで、僕は有村くんと目が合うものの、ニコッと笑うだけで話すことはなかった。放課後になったら声をかけられるかもしれない声をかけられる前に帰ろうと思って、ホームルームの解散と同時にカバンを持ち、走った。
「田村!待って!」
僕は最後尾の列の席で、有村くんの席は窓際の一番前。今、僕が立ち止まったところは後ろの扉の前。ということは、この声が僕に届くということは、クラス中に響いたということだ。
「え?有村くん、田村になんか用があるの?」
「合唱祭で声が出ないって相談されてね、一緒に声出す練習してるんだ」
「えーー、私も参加したいーー」
引き止めされた僕と有村くんにみんなが視線を向けていて、僕は逃げることができなかった。
「ごめんね、田村緊張しちゃうからさ、また明日」
「うん、またね〜」
女の子に見送られ、男子たちにも軽くじゃーなと言いながら、僕の元に来て、行こうかと僕をまた誘導しだした。やっぱり行き着くのは昨日の教室。足がすくんでいても、腕を引っ張られて教室の中に引き込まれる。
「そんなに怖がらなくてもいいだろ?はい」
有村くんの手には布。口にいれる布だ。
「考えたんだけど、昨日は無理しすぎてたね。ごめん。休憩も入れてなかったし、今日はそういうのもちゃんとしようと思うんだ」
優しい声に、小さく頷いてしまった。布を手にとる。
「立って歌うわけだし・・・あ!机に体重乗せる感じで、そうそう、じゃ布、口に入れて」
机の前に立たされて、今日は有村くんが見える状態で何かをするみたいだ。怖くて素直に布を口に入れる。唾液が布に吸い込まれていく。
「いい子だね、田村は。じっとしててね。」
昨日と同じでベルトを外して、ズボンと下着を脱がす。有村くんの顔が僕のちんこに近くて、なんだか息がかかってる気がして恥ずかしい。真っ赤になっていると、僕のちんこにキスをして、そのまま萎えてるのを口に入れた。有村くんの舌がいろんなところを舐めて、唾液を塗られていって、口の中が生暖かくて、なんだか腰が抜けそうだ。
「んんっんっんっ」
初めてされるフェラチオは想像以上に強烈で昨日の気持ち良さとはなんだか違う気持ち良さを感じる。やめてということができないまま、僕のちんこはどんどん硬くなって、立ち上がって、苦しくなったのか有村くんが口を離してしまった。
「すげー、気持ち良さそうな顔してる。しょうがないなぁ」
床に座るように言われて、足に力が入らなくてペタンと座る。足をM字開脚にさせられて、また有村くんが僕のを口に含んだ。
「んー、んー、んんん!!」
すぐにイキそうになって、口から出してほしくてどうしていいのかわからなくて、有村くんの頭をポンポンと叩くと、思いっきり吸われた。驚いた時にはもう有村くんの口の中に僕の精液は出ていた。
「田村、すげぇ可愛い」
口を離して、精液を飲んで、嬉しそうに微笑んでいる。顔中にキスされる。なんだか、昨日とは違いすぎて有村くんがわからない。
「可愛いんだけど、もっと可愛くなろ?」
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