柊木くんは、細長い指を僕自身に絡ませた。 それだけでも爆ぜそうだから、僕の童貞さには、我ながら辟易してしまう。 ゆるゆると手を動かすと、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てて、皮が上下して先端が見え隠れする。 「ああっ、やだぁ、擦れて…、やぁぁ」 「ふふ。これからだよ」 「ひゃあぁぁ！？なに！？」 下半身に電気でも流れたんじゃないかというほどの強い快感が走り、全身が硬直する。 下を見ると、パクリと僕を加える柊木くんの姿があった。 クラス1のイケメンが、僕のをフェラしてる。 視覚の暴力が半端ないし、テクニックも半端ない。 「やっ、だめ！！イクっ、イっちゃ…、ふぁぁ」 恥ずかしくて死にたくなるくらい情けない声を出して、僕は果ててしまった。 涙が出る。 「結構濃いね。奏、あんまり自分でしない人？」 「ふっ、ふぇ…、うぇぇん」 「なんで泣いちゃうの？良かったでしょ？」 「だって、僕、柊木くんの口に…」 「あぁ、それは気にしなくていいよ。美味しかったし」 「は、はぁ！？変態！！どうしようもない変態だよね！！」 「ふふ。キャンキャン吠えちゃって可愛いなぁ。安心して、まだ終わってないから」 「…、へ？」 「だってほら」 そう言うと、彼は僕の手をつかみ、自分の隆起してる部分に当てた。 「なっ！？」 「まだ、俺が終わってないから」