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第11話 ※

「え、あの、まっ…」 再び押し倒され、下敷きになる。 いや、あの、ネタでホモビデオとか見てたけど、あれですよね、あの… 俗に言うアナ◯に、スティックを入れるわけですよね… どう考えても、柊木くんのやつの方が僕のより大きいじゃん!! 怖い怖い怖い… 「震えちゃって可愛いね。安心して。実践したことはないけど、予行演習はバッチリだから」 「やだって!」 かちゃかちゃとベルトを外す音が聞こえて、目を向ける。 柊木くんのズボンが下され、現れたそれは、想像を絶するサイズだった。 多分、蒲田より大きい。 いや、トイレで隣だったから、フルサイズではないんだけど。 「待って!ねぇ!大きいって!無理だよ!」 「そんなに褒められると大きくなっちゃう」 「バカじゃないの!?」 「安心して、すぐに入らないし、お願いされるまで待つから」 「お、お願いなんてするわけっ、ひっ」 柊木くんの指が僕の後ろの穴のあたりを行き来する。 「ローションもあるから」 「!?」 この人、最初からバイ◯を理由にヤル気満々だったんじゃん! 指が、するすると孔に入る。 違和感があるけど、痛くはない。 「キツイな。じっくり慣らすから」 「いい!いらないから!!ふあぁっ、何!?」 指が何かに当たった瞬間、衝撃が走った。 「見つけた。前立腺」 柊木くんが面白がるように、グリグリとそこを刺激する。 「やっやだっ!そこ、だめ」 刺激されると同時に、一度萎えた僕のモノがまた頭をもたげ始める。 「気持ちいいんだ、ここ」 「良くない!良くないからっ、やめてぇ、やぁぁ…」 それから、出したいけど出せない、もどかしい時間が続き、指が抜かれる頃には、息も絶え絶えだった。

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