「さて、3本入るようになったけど」 「はぁっ、あっ、出したい…」 「もっと太いの、欲しくない？」 「ほしっ、欲しいから、早く」 頭がぼーっとして、何も考えられないのに、後ろの孔がもどかしい。 掻き回してほしい。 「ナニが欲しい？」 「あっ、秋臣のぉ…」 「惜しいけど、可愛いから合格」 後ろに熱いのがあてがわれ、歓喜に全身が震えた。 ググッと押し広げるように、ゆっくりと進む。 だけど、もどかしい。 「ねっ、も、入るから、早くぅ」 「本当に、快楽に弱いんだね、奏は。でもダメだよ。傷つけたくはないからね」 ゆっくり入って、お尻に柊木くんの腰が当たる感触がして、全部入ったことがわかる。 「ね、も、早く動いて」 「あーもう！こっちの気も知らないで。このあと動けなくても知らないからね」 「いいからっ、ああっ、あっ、あっ」 柊木くんの動きに合わせて、口から声が出る。 出し入れするときに、あの場所に柊木くんが擦れて、すごく気持ちいい。 「あっ、やばっ、やっ」 「キッツ…、ああ、可愛い。泣いちゃうほど俺で感じちゃうんだね、奏。可愛い」 柊木くんの可愛いという言葉すら、僕を高揚させる。 可愛いと言われるたびに、お腹の奥がキュンとなってしまう。 「ふふ。可愛いって言うとギュってなってるよ、奏」 少しずつ、気持ち良さが高まって、もうイキそう。 「あっ、イっちゃ、イっちゃう、秋臣っ」 「…、くっ」 ドクドクと柊木くんのが脈打ち、熱いものが腹のなかに注がれる。 僕自身からも白濁が吐き出されるのを確認して、僕の意識は切れてしまった。