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第39話 ※

「やだっ、せっかくの衣装、汚しちゃうってば!」 「奏が出さなきゃ大丈夫」 「そんなの無理」 「大丈夫、俺が管理してあげるから」 「管理?」 「そ。射精管理」 そう言って、秋臣が取り出したのは、銀色の輪っかだった。 「…、なにそれ?」 「まあ、奏は分かんないよね。使えば分かるから」 秋臣は輪っかを机に置くと、服の上から触り始めた。 服越しに乳首を引っかかれ、いつもと違う感触がする。 「やっ、これ、やだ。ちゃんと脱がせて」 「すごく魅力的な提案だけど、今日は着衣プレイしたいんだよね」 「なっ、変態!ひゃあっ!?」 「奏も変態じゃない?ここ、敏感すぎ。女の子みたい」 「やだっ、女の子じゃない!やぁっ、あう…」 「ここ触っただけで、奏のがスカート押し上げてるよ?」 下を向くと、確かに、女の子には無い異物がスカートを押し上げていた。 「こんなの、秋臣のせいだから」 「俺のせいなの?」 「だって、僕、乳首気持ちいいなんて思ったことなかったし…」 「嬉しいなぁ、もっと敏感にしてあげる」 「ひゃあっ!?やだっ、ダメっ!」 いつの間にか、フロントのボタンが外され、秋臣が胸の頂に吸い付いている。 「奏が直接がいいって言ったのに」 「だめっ、それ、イっちゃうからっ、あぁっ」 「じゃあ、秘密道具の出番だね」 秋臣が僕のスカートを捲り上げ、パンツを脱がされた。 乳首だけなのに、僕のモノは先走りでびしょびしょで、恥ずかしすぎて目を逸らす。 そこに、秋臣が先ほどの銀色の輪っかをはめる。 「やだっ、これ、痛い」 「ちょっと食い込んでるくらいじゃないと、ちゃんと止められないからね」 「止めるって…」 「奏のだらしない子が勝手に射精しないように止めるの」 「やだっ!そんなの怖い…」 今でさえ、ギチギチと輪っかが食い込んで、いつもより充血しているのに…、これ以上刺激されたら…

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