2 / 8

2

「いやだっ! ゃめろ、やぁ!………やめてぇ!」 二人の手が下肢を捏ねるように愛撫する。後ろ手に縛られている姫は胸を突き出して背を反らせた。 俺は誘われるように、小さな可愛いらしいピンク色の乳首を口に含んだ。 「ああっ! 嫌だぁ……ぁ、あぁあ………も、やめてよ………っ!」 前から敏感だろうとは思っていたが、ここまで感度がいいとは思わなかった。 西大路の目付きも戯れから本気の色に変わっている。 先走りでヌルヌルになったアソコをぐちゃぐちゃにして扱いた。 西大路も反対の乳首に吸い付いた。 わざとじゅるじゅると卑猥な音を立てて乳首を舐めしゃぶる。 「あ、あ、だめ………嫌ぁ………あっあっ!」 華奢な体をくねらせて愛撫から逃げようとするが、乳首からも下肢からも、俺と西大路は離れなかった。 より濃厚に愛撫する。姫の腰がガクガクと震え始めた。 「ああ! こんな………こ、んなのいやだっ………嫌だ、嫌! あぁああ………やめてやめ………ああ」 「イキそうなんだろ?」 「ちがぅ………やだぁあ………ひぁ!」 「いいぞ、お姫さま。イキ顔見せてみろ」 「そんなことっ………嫌だ! 誰が………ぅあ!」 必死に顔を背けようとする姫の前髪をあげて、頭を押さえる。隠そうとする感じ入った顔をさらけ出させた。 「エロい顔してるな」 西大路も乳首から顔をあげて、姫の顔を食い入るように見つめた。 「見るなっ! 見るなよ! ああっ」 頬を染め、唇を戦慄かせて、射精感に耐えている顔はヤバかった。 「………」 俺も西大路も責める手は止めずに、無言で姫の表情を貪るように見つめた。 「あぁああ………いやぁ………いやだ、見るな! あ、はぁ………みないでぇ、あぁあッ!!」 ビクンっと腰を跳ねさせ、淫らな顔をさらけ出したまま、姫は絶頂に達した。 「あ、あ………あッ! ひぃ! いやぁあッ!!」 イッたばかりの亀頭をぐちゅりと握りこんだ。 「も、イッた! もぉ、もうイッたから! ああ! さわらっ……ないで……あ! あ!」 敏感になっている亀頭を責められ、目を見開いてヒクヒクと痙攣している。 たまんねぇな。泣かせて、鳴かせたくなる。 「おいやめろ。サドか、てめぇは」 「あぁ?」 西大路が制止した。姫はがくりと脱力して、安堵したように目を閉じた。 「邪魔すんじゃねぇよ」 「次に責めるなら、こっちだろ」 西大路はそう言って指を滑らせ、姫の精液を尻の穴に塗り込めるように指を蠢かせた。 「ひっ!? なにをッ!!」 再び目を見開いて、姫が体を強張らせた。

ともだちにシェアしよう!