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  「あ、あ………やめ……はっ……は、あぁあ、いやぁ」 小刻みに震えるしっとりと汗ばんだ肌、切なげに寄せられた眉根、儚げな唇から甘い啜り泣きを漏らしている。 俺と西大路の、合わせて4本の指に責め苛まれて。 ぐぷぐぷという卑猥な音までもが、姫の脳裏を犯していた。綺麗な顔を蕩けさせて、甘く鳴いている。 「ゃ……いやぁ………やら、あぁあ……も、やめ」 「………痛くないだろ?」 「でも……っ………あ、やだ……いいんちょ………やぇて………あぅう」 びくびくっと華奢な体が痙攣するようにヒクついた。 「………もう入れて欲しいんじゃねぇか?」 ここに、と囁いて西大路がぐっと奥を抉るように指を蠢かせた。 「ひぃ、ぁあ─────っ!」 西大路が姫の耳に舌を差し入れながら囁く。 「もっと気持ちよくしてやるから」 「は、ぁ………いや、いやだこんな……あぁあ」 俺も反対の耳を舐めながら言った。 「もう後戻りできねぇだろ。こんなんなっちまって」 ぐちゅりと指を回して後孔を嬲り卑猥な音を立てた。 「ああ! やっ、嫌………や、なのにぃ………はぁあ」 両耳を舐められて、姫の背がゾクゾクと震えている。あと少しで堕ちそうだった。 「おい」 西大路に目配せして、後孔からゆっくりと指を引き抜く。 「あっ」 指が出ていく感触にも、姫は震えて小さく喘いだ。 姫の腕を縛っていたネクタイを外すと、少し痕になっていた。可哀想だとは思うが、白い肌の縛られた痕はエロかった。優しく腕を撫でさすってやる。 「……は………ふぅ」 これで終わりにしてもらえると思ったのか、姫が安堵のため息を吐いた。 撫ででいた姫の手を取り、俺の熱く滾った股間に触れさせた。 「やっ! なに!?」 姫がビクリとして手を引こうとしたが、逃がさずぐいっと押し付けた。 「わかるだろ? もうこんなんなってんだよ」 西大路も姫の手を取り、己の股間に触れさせた。奴もギンギンになってやがる。 「どうする?」 「やめっ、離して! も、帰るっ! はなせよっ」 熱く滾った雄の象徴を押し当てられて、羞恥に頬を染めて姫がもがいた。 「馬鹿言うな。これからだろ?」 「姫。ココに入れられるのは嫌か?」 そっと濡れたアナルに指を触れさせた。 「あ! 嫌に決まってる! 離せっ!」 必死に首を振って拒否する姿に嗜虐心を煽られた。 「じゃあ、こっちで慰めてくれ」 優しく囁いて、花弁のように色付いた唇を撫でた。 「え? あ!」 西大路が姫の体を抱き起こし、ベッドにペタンと座らせた。 奴が俺に目配せしてきた。こんなことでコイツと連携できてしまうのは癪だが………。 俺と西大路は立ち上がり、ジジッとジッパーを下げた。

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