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第19話
まだ奏汰が、産まれる前に祝って貰ったことがある
「誕生日いつ?」と問われ明後日と答えれば
「何も準備出来ないじゃないか」と言われた。
「その代わり来年は覚悟しとけ」と言っていた。
悠斗さんが、個人的に懇意にしているレストランでご飯食べてチーズケーキが出てきて「おめでとう迅」って言われた。これから最期まで同じ時を俺と刻んで欲しい。今年はこれが限界だったよ。日数ねぇからさぁ さんありがとね急だったのに。
今後ともご贔屓にしてくれたら良いよ。今度は3人で来てよ。
その来年は、妊夫で産休に入っていて悪阻も治まっていたので悠斗さんの仕事終わりにレストランでご飯食べて帰宅して抱きしめられて寝た。
明日は、悠斗さんの誕生日。
今日は、奏汰を連れて百貨店に来ている。
一緒に過ごす時間が長くなるにつれてわかった事だが、良いものを永くが悠斗さんの所有物には多い。
スーツは、オーダーものだし 仕事に履いていっている靴も良いもの
私服は、それなりに良いものを着ている。
外見のおかげか街を歩いていたら芸能関係者に声かけられると言うことが多々あったらしい。
あとは、読モもあるような事を言っていた。
まだ番になる前に買って貰った1足は、悠斗さんとのデート(ドレスコードの店の時)や友人の結婚式とかに履いていっている。
プレゼントで貰った腕時計職場にもつけて行ったら、友人に「旦那からのプレゼントか?いいやつじゃん」なんて言われた。
百貨店の紳士 エリア
やっぱりネクタイかなって思って悩んでいたら
1人のスタッフが、声を掛けてきた。
「プレゼントですか?」
「そうなんです。」
「良ければ聞いていいですか?」
「旦那に。」
「そうですか。」
「失礼ですが 森先輩?」
「そうだよ。」
「えっ!?」
この店員は、なんと大学時代のバイト先が、同じで喋るようになれば通っている大学も同じ学部は、違うがいつの間にか喋るようになった後輩だ。自分がオメガってことを知っている。
彼はベーター
「あと1時間ぐらいしたら僕休憩入るんでどっか昼一緒に食べましょ」
その後はちゃんと接客してもらいプレゼントは、無事買えた。
1時間後待ち合わせ場所にて
「久しぶりですね。」
「そうだね。」
「今何してるんですか?」
「一応内科医させてもらっている。」
「凄いですね。」
「お子さん今いくつなんですか?」
「もうそろそろ半年かな」
昼を一緒に食べながら
「そうなんですね。相手はどんな人ですか?」
「社長。」
「写真無いのですか?」
「スーツと私服両方あるよ。」
「じゃあスーツ見たいです。」
「これ」 スマホの画面を見せれば
「えっ!?先輩の旦那さんって紅梅商社の乾 悠斗CEO?」
「うん。」
「マジかよ僕1次面接で落ちました。そこ」
「そうだったんだ。」
「でも今結構楽しいので良いですけどね。学生時代仲良かったやつが何人か今働いています。紅梅商社で」
「へぇー。」
「そいつらから社長の番は男オメガっていう事は聞いてましたが先輩だったとは驚きです。こんなこと聞いては失礼なんですけど外商使えますよね?」
「使えたと思うでも嫌なんだ普通に買い物するの好きなんだよ僕 悠斗さんと来る時はほとんど部屋だった好きな飲み物出してくれたし回らなくて良いから楽だろ?って言ってたけど」
それが外商ってやつです。
でも旦那様だけだけだと思った。
確か配偶者も使えたはずです。確認して連絡しましょうか?
良いのこうやって普通に買い物したいから
一応確認して連絡しましょうか?
お願いしょうかな
ラ○ン教えてください。
うん
完了です
「最初は好きになるものかって思ってたけど堕ちた。向こうからのアピールは、凄かったよ。かなり大事されたみたい。もちろん今でも愛されているよ。僕も愛してるし」と言ったものの最後の方は小さくなって聞こえているのか分からないぐらいの声量だ。
「ごちそうさまです。先輩僕そろそろ行きますね
また会いましょこれ僕の分です。」と言い2000円置いていった
と後輩とは別れた。お会計して地下で少し買い物してマンションに帰った。
その日の夜後輩から連絡が入っていた
お昼に話してた件です。配偶者も使えるとのこと
これから試そうかとしている事みたいですけど、ご自宅にいながらお買い物して頂ける何かを考えているみたいです。
令和始まりましたね。
平成終わるまでにお伊勢さん行こうと思ってたのに忙しくて行けなくて少し残念です。年号が変わった+G.W.で混んでいるので少し落ち着いたら行けたらいいなって思います。
追加しました。オリジナルです
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