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Family Day
ほかの企業でもやり始めたFamily Dayを我が社でやろうと企画としてあがってきた。休出をしてもらう事になるが、実行の方向で話が進み出した。
ある日、日にちが決まってチラシを持って帰ってきた。
「迅今いい?」
「はい。」
「これよかった来て出店も出るからまぁ有志によるものだけどな」
「奏汰連れって行って大丈夫なんでしょうか?まだコントロール上手くないですよ?」
「大丈夫。最悪の時は俺がなんとかする。」
「わかりました。2人で行きますね。」
「楽しみにしてる。」
そして当日。
3回目の悠斗さんの会社に来た。一回目は奏汰が、お腹にいた時、2回目は抱っこで。3回目は、隣で歩いている。
「いらっしゃいませパパかママの名前わかる?」
「乾悠斗の家族です。」と僕が答える。
「社長の夫様でしたか。」と言う女性。
名札をひらがなでいぬい かなたって書いたものをさげて入っていった。
そしたら「迅くん」と呼ぶ声する振り返れば桐嶋さんの夫様でした。1人は歩いていて2人目の子は抱っこしている。
歩いてエレベーター乗ろうとすると 悠斗さんと桐嶋さんの姿があって一緒にエレベーター乗って各課の部長の所に行ってスタンプを貰うと言うスタンプラリーをしてゴールは、CEO室の前になっていたが、僕たちは中にはいった。子どもたちが椅子に座っていた。最後には、僕も座った。普段ここで悠斗さんが、仕事しているんだって思った。
途中でこの人副社長って悠斗さんが紹介してくれた。
少しの間一緒にいたら「夫様の前だと社長ってあんな風に笑われるんですねって」言われた。
これは桐嶋さんにも言われたことのある事だ。
奏汰が、「パパ抱っこ」って言った。
「おいで奏汰」 抱っこして再び歩き出した。
社員たちだろうか
「社長のお子様?」と言っている。
「そうだよ」って答える悠斗さん
「可愛いですね」
「だろ?」
「社長が、惚気てる」
「良いだろ惚気けてもこの子と夫 が、いるから頑張れるって面もあるよ。」
「その気持ちよく分かります」って言ったのは、最近一児のパパになった男性社員
それより小さい子は、スタンプラリーゴールで秘書課の人たちだろうか親御さんにアレルギーの有無を聞いてから子どもにお菓子を渡しているような感じだった。
対象年齢が、小学生のブースは、保護者と協力しながら何か作っている。
対象年齢が、中学生以上のブースは、少し大人に近い事をしているようだった。
最悪の事が起こってしまった。奏汰が、コケて泣いて耳としっぽが、出てしまった。
とりあえずCEO室に夫子 に入って貰って
稜來を小会議室に呼び出して「週明け全体に向けて直接俺が言う30分くれこれで守れるはず」
「わかりました。スケジュール調整します。それと社内一斉メールですね?社外へはどうしましょうか?」
「すまんな 助かる。それは、親父に相談してから対応する。」
「これでお前の信頼へとかが落ちる事はないよ。」
「そうだと良いんだがな」
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