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湊太の同僚たち

研修医たちが来る前の話。 「師長さん今いい?」 「はい」 「あのさ」 「今度ここに研修医で来る乾くんって子がいるんだけど僕の大学時代からの友人の子どもなんだ」 「あの違ってたらすみません紅梅商社のCEOの苗字が乾だった気がするのですが」 「正解だよ。乾くんは師長さん言ったCEOの次男でかなり悩んだ事がある子」 「わかりました何かあった鳴らします」 「こんなこと頼んですみません」 「いいですよ。」 なんてことがあった。 いよいよ今日から附属の大学を卒業した研修医たちが来る。 科にも研修医たちが来た3人2人は男の先生1人女の先生。独身ナースたちはいつもより化粧が若干濃い気がする。まぁ毎年恒例 男の先生は、2人とも‪α‬のオーラ?があった。 独身オメガナースたちは気合い十分勿論他の2性ナースたちもだ。かなりのイケメンだから余計に 乾先生の指導医に我が科のエース 先生がついた勿論既婚者。今回の研修医たちと変わらない子どもの父親 休憩時間に1冊の雑誌を見ていた既婚者ナースと若いナースたち数名 「紅梅商社の乾CEO私たちと同い年なのにイケおじだよね」 「乾先生と苗字一緒だけど親戚とか?」 「まさか」 「ないない」 「でも目元とか似てない?」 「じゃあ親子?」 「かもね。」 師長はまずいと思った。乾先生の指導医の 先生に電話してすいません 少しお時間ください わかりました。15分後に に来ていただけますか? 了解です。 ~15分後~ 「先生乾くんのお父様バレそうです。」 「まずい師長さん気をつけて貰えますか?」 「もちろんです。私からナースたちには釘刺しときます。」 「よろしくお願いします。」 「僕も気をつけます」 それから何とか乾くんのお父様がバレるという事態は回避した。 半年におよぶ研修が終了した乾くんは次ERって言っていたここより酷い現状を目の当たりにするだろう 別の科に看護学校時代からの友人が勤めている 「今ね私の科に乾先生いるの若いナースたちが大変」 「そうなの私の時もそうだったわよ。」 「独身ナースたち曰く今年の研修医たちは顔面偏差値高いらしいわ」 「そんなに?」 「らしいわ(笑)」 「たまたまね2人で話た時にねお母様が医師の先輩だって言っていたわそれうちの科の の先生と大学同期みたい」 「そうなの凄いじゃない。かっこよくて私たちにも優しいしたまにいるじぁないαって事で威張る先生にはなって欲しくないわね‪‪」 「だよね。うちの科の 先生から話で何かあったら守ってあげて欲しいのだけど」 「なんなのさぁ」 「乾くんのお父様社長なのそれもメディア露出率結構ある優良企業の」 「わかったわ私なりにやってみる」 「ごめんねこんなこと頼んで」 「 いいのよ私たちの仲じゃあない」 「ありがとう」 「さぁ飲むわよ」 気づいたら家に帰っていた。 それから研修期間終わるまでの昼勤で食堂に行くと 「今研修で来てる乾先生見た?」 「見た見た」 「180はありそうよね。」 「腕時計どうされたんですか?って聞いたらお父様から大学合格祝いのプレゼントだって言ってましたよ。それにあの腕時計どっかのブランドのもよ」 「それにあの身長だから白衣がやばいぐらい似合う」 「あ〜私もう少し若くて旦那いなかったら申し込んでたわ」 「 さぁこの病院の先生だったよね?旦那様」 「そうだよ。心外」 「いいんじゃないかっこいい方だよ 先生ナースたち結婚知って泣いてたわよ。」 「そうなんだ」 「季節外れの移動には驚いたけど、きっと旦那さまがお願いして変えてくれたのじゃあない?」 「今だから言うけどそうだよ。  が師長にお願いして変えて貰ったらしい。」 「らしい?」 「うん  詳しくはまた話す」と言い逃げた

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