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第二章あとがき
第2章あとがき
本当はあとがきは書かない方が好きなんですけど、この章は後味が悪いというか、
フォレストさんがあまりに不憫なのと、この章で伝えたかったことを書かせていただきます。
フォレストさんも昔子供の頃は、『力』を持っていたんですが、大人になるにつれてその力は弱くなってしまいます。
フォレストのお母さんはその力に固執していて自己顕示欲を満たしていました。
子への愛情<<<自己顕示欲
といった感じです。村のみんなに私の子供はすごいのよ、といったように。ですが、次第にその子供は力があるばかりに疎まれ蔑まれます。
人間って残酷ですよね。力があったり、未知のものは怖いから排除しようとします。この先は皆様のご想像にお任せします。
これを何故本編に書かなかったかというと、シキ達にはそんなこと一切わからないんです。
過去があったからといって人を殺す、というのは許されないことです。でも、ヒールにも辛い過去がある、というのは読者の皆様には知っていてほしいな、と。
フォレストさんは作中ではすでに狂人だったけど、何故そうなってしまったのか、知ってほしかったんです。
そして、この章で伝えたかったこと。
シキとフォレストさんの何が違うか、です。
辛い過去があっても全部背負って前に進めるか、という点です。
綺麗事宣ってますがそこに人間の美しさとかそういうものがあると瀬野は思います。
長くなりましたが、第2章まで読んでいただきありがとうございます。
これからも、シキ達をよろしくお願いします。
最後にひとつ言わせていただきいことは『※この話はBLです』笑
瀬野
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