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第23話 ※

どんどん脈拍があがり、全身から汗が噴き出す。 まずい、と思って胸に手をあてると、それが刺激となって、体が跳ねた。 「あ、きょ…、じゅ……、これぇ、死んじゃうぅ」 「本気で怯えている雪も可愛いねぇ…、ほら、可愛いココも起き上がってきたね」 「ひゃああぁ!?」 そこに触れられただけで、僕のそれは白濁を吐き出した。 こんなの、経験したことがない。 体がいうことを聞かない…、怖い。 「これじゃ、ご褒美になっちゃうな。そろそろ、始めようか」 「なに…、を…」 教授は銀色の棒を持ち上げ、ゆっくりと僕の先端にあて、尿道に入れ始めた。 「いやぁあああ!?」 脳天を突き抜けるような、痛いぐらいの快感が駆け抜ける。 全身が硬直して、勝手に腰が浮いた。 「まだ入れただけ、だよ」 入れた状態で手を止めた教授がニヤリと不気味に笑った。 肩で息をしながら、なんとか息を整えようと試みる。 「君も知ってのとおり、私は、人体における電気の効果を研究している。その成果を試すときがきた」 「や…、まさか…」 「さて、1個はここにつけるとして、もう一つの電極はどこに繋ごう…」 「い、嫌ですっ、教授っ…」 「雪の可愛いココにしようか」 「あっ…、やだ!怖いです!」 教授が僕の胸の頂を摘む。 それだけで、声が漏れるくらいなのに、そこに電気を流されたら…、どうなってしまうんだろう… 僕の訴えもむなしく、金属のクリップで尿道に入ったままの棒と乳首をはさむ。 「まずは、弱で試してみよう」 教授はニヤニヤとしながら、大きい機械のスイッチを入れた。 「いやぁぁあっ、やっ、あぅ、あっ…、だめっ、これぇおかしくなりゅっ、ひぃぃ」 電気の流れにあわせて、体が小刻みに跳ねる。 今まで感じたことのない強烈な快楽が何度も押し寄せる。 脳が溶けそう… 棒を突っ込まれたそこも、隙間から、ゆっくりと精液が流れ出している。 「ああ、美しいよ、雪。君のためにこれを作ったんだ…」

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