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第10話

乱華side 眠子と目が合った瞬間、耳と尻尾が出て発情した……。眠子は俺の運命の番だ…。 眠子にキスをした。それもとびきり深く甘いやつを……。αは独占欲が強い一度お手つきになれれば他からの手出だしはなくなる。 「ふぁっ……はぁ……あぅ…あぁっ……。あ、んぁっ……」 「ん、……ん…。はぁ……なぁ、お前運命の番だろ…。こんな形で番になりたくないんだが異存は?」 「無いな……。はぁ…、きつい……」 α用の抑制剤を使っても全然効いていない気がした。こいつにも抑制剤をのませないと とりあえず、保健室まで連れて行って……。しかし互いに近づくだけでその匂いにやられそう…。人間よりも少しだけだが、匂いに敏感だからよりキツかった…… 「はぁ……はぁ…。これ飲め、早く…」 「ゴクッ……。はぁ……、はぁ……。これ、抱かれれば治るんだろう……」 「一時的だがな…。……お前まさか」 「一時的でいい…、はぁ…俺を抱け」 その後、保健室のドアに張り紙を貼り、鍵をかけて眠子のことを抱いた。

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