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第12話

乱華side 上手く飲ませる事が出来ず、結局口移しで飲ませた。勿論、精液は出来るだけ掻き出しておいた。 保健室に置いてあるタオルを濡らして身体を拭いて服が使えないことに気づいた…。 「…っ!」 「ここのベットは性行為にあるわけじゃ無いんだけど?……って、あれ?佑々木くんじゃない……。ごめんね間違えちゃった。きみは、杜羅くんだね。……この匂いまさか発情期⁇」 「今は落ち着いてる。そこどけよ」 「あの子ね……。薬は…、飲ませたっぽいねあー、服は洗濯機回しとくよ。体操服でも、取りに行くのかな?」 保健室の先生は基本的にゆるい……。口調も行動も……。それ故にみんなに好かれてる。先生というよりも友達っぽい。通称、愛ちゃん。 「嗚呼」 「ここの使わせるのは嫌なんだね…。まぁいいや、早く戻っておいで〜」 愛ちゃんは、αなのに、オメガのフェロモンに強い。犬の獣人だから鼻は効くはずなのに何故か、フェロモンが効きにくい体質なのだ…。

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