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第31話
夜人side
今日、なぜか急に魅夜くんが遊びに来た。俺の部屋に入ると、お菓子と、ジュースを出して、
"恋バナしよ〜" って言ってきた…。
「魅夜くん最近、先生とヤッてる?」
「…っ! ゴホッ……ゲホッ、ゲホッ…。な、きゅ、急に……。まぁ……、ヤッてるけど…」
「いいなぁ……俺、魅力無いかな?発情期以外で抱いて貰えないの……。Ωだからやっぱり迷惑掛けてるのかな…」
話している間にも不安になってきて、乱くんの買ってくれたクラゲの縫いぐるみを抱きしめた
「きっと乱くんは夜くんに負担をかけたく無いんだよ。だから我慢してるんじゃ無いかな…。ねぇ……一旦、自分の気持ち全部伝えてみたらどうかな…」
「……魅夜くん…。ぼく、出来るかな…」
「大丈夫だよ?よしよし……、怖いね…。怖いけど、きっと上手くいくよ…。それで、僕達に恋人出来たよって報告に来てよ…」
「うん……がんばる…」
「うん。いい子、頑張って…。夜くんの好きなものいっぱい作って待ってるから」
魅夜くんに応援されて、頑張ろうって思った。今を逃したら言えない気がするっ!!だから、乱くんに会いに行こう!
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