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罰②

ぬにゅぬちゅと粘つく音が下半身から聞こえる。 嫌なのに、気持ち悪いのに、腰が揺れ指をどんどん飲み込んでいく。 口内も、乳首も、身体の中も、後孔も 何処もかしこも、快楽に支配され始めてきた。 「ぐちょぐちょになってるじゃん。 この穴、いい具合じゃないか。」 黒豹がいきなり指を3本突き立てた。 「んぐっ」「痛っ!このっ…」 背中が反り返り、弾みで鷹の楔を僅かに噛んでしまったらしい。 ずるりと楔が口から外され、両頬を強かに打たれた。 「おい、一応商品なんだ。痕がつくようなことは控えろよ。」 「お前だって捕まえた時に殴ってるじゃないか。お互い様だろ?」 脳味噌が揺れて、ぐわんぐわんと鳴っている。 薬と殴打のせいで視界が霞み、面を被った楼主の顔も見えなくなってきた。 「ほらっ、失神してる場合じゃないぞ!」 指を抜かれ、掴まれた尻の狭間に熱い塊を擦り付けられた。 ぐぷっ まだ解されていない場所に、極太の楔が無理矢理押し込められていく。 「ひいっ!痛いっ!止めてっ!」 ぴりっ とした痛みが走った。入口が切れたのかもしれない。 泣いて叫んでも、楔は俺の中を突き進んでくる。 その間も胸への愛撫は続き、鬱血した実から じんじんとした痺れが全身に毒のように回っていく。 パンパンと規則的な破裂音が聞こえ、中を抉られるような抽挿に、次第に身体が解けていき、俺の匂いが変化していった。 それを感じ取ったのか4人が煽られ、その動きが加速していく。 もう、終わって… もっと、もっと突いて、奥まで… もう、自由にして 乳首を噛んで、イかせて 相反する気持ちがせめぎ合い、朦朧とする意識の中、代わる代わる4人に犯され、何度も何度も絶頂を迎えた。 崩れ落ちる意識の中 視界に映ったのは、楼主の面越しに、ほんの少し歪んだ口元が見えた様な気がして、その示す意味を理解できぬまま、どっぷりと深い闇に落ち込んでいった。

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