7 / 16
** ウサギさん♡ **
※ハッピーハロウィーン♪の後日談です。
『へへへっ♪買っちゃった♪』
『・・・・・・・・・////。』
ハロウィンの白猫の衣装をダメにしてから
晃くんがネットで注文した、あるモノ。
それが届き、晃くんはご機嫌だ。
色々と頼んだモノの中には、
晃くん お気に入りの白猫をはじめ
他にも、天使に メイド服も・・・・・・・。
んー・・・・・/////
はしゃいでいる晃くんには悪いけど・・・・
天使とメイドって・・・・・・・・・
さすがに恥ずかし過ぎるんだけど。
着なきゃダメかなぁ・・・・・・/////
『ゆー♪ゆー♪どれ着る?』
『え・・・・・・・・・』
えっと・・・・・・
僕に選ばせるんだ・・・・・・・・・
えっと・・・・・
どれって言われても・・・・・・・////
────悩んでいたその時。
ピンポーン♪
と、インターホンが鳴った。
『えー?誰だよ!いいとこなのに~。
あ、遊は危ないから待っててね♡
っていうか、どれがいいか選んでて♡』
『え・・・・・・・・・あ、う、うん・・・・』
やっぱり僕が選ぶんだ・・・・・・
んー・・・・・
晃くんのためなら
どれでも着れるんだけど
自分で選ぶのは・・・恥ずかしいなぁ
晃くん、決めてくれないかな・・・・
『・・・・・・・・・ん?』
晃くんが玄関で来訪者に対応してる声が
聞こえてくるんだけど
どうも晴臣さんぽい。
僕も行った方がいいかな、と立ち上がった時
「じゃあな!」と声がしてドアが閉まる音。
すぐに帰ってしまったらしい。
『どうしたんだろ・・・・?』
『ふっふっふー♪』
戻ってきた晃くんは、顔がキラキラに輝いていた。
『ゆー!これ、もらっちゃった♡着て?』
と、差し出されたのは
ウサギの耳のついた、ミニのワンピース。
晴臣さん、これ持ってきたの??
もしかして・・・・
新見さんに着せられそうになって
困って持ってきたのかな??
あの、ものすごい照れ屋の晴臣さんが
着るとは とても思えないし
きっと、全力で拒否したんだろうな。
でも・・・・・・・・・
だからって
うちに持って来なくても・・・・・・・・・
『着て?』
キラキラの晃くん。
正直、女装は恥ずかしい・・・・・けど
まぁ、晃くんにしか見せないし
晃くんが喜んでくれるなら
いっか。
☆
☆
☆
───というワケで
ミニワンピースのウサギになった僕に
興奮しまくりの晃くんに
ハロウィンは終わったというのに
たくさんイタズラされてしまった。
なにされたかは・・・・・・・・・内緒////♡
2人だけの秘密、だもん♡
♡ ♡ ♡ お わ り ♡ ♡ ♡
ともだちにシェアしよう!