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** 2人暮らし♡英道・晴臣♡ **

♡♡♡ 晴臣・side ♡♡♡ 思いがけず、自立して独り立ち・・・・ではなく 英道と2人で暮らす事になった俺。 すったもんだ色々あったけれど 初めての エ、エ、エッチ /////も出来たし・・・ いいスタートがきれたんじゃないかと思う。 今日は、新しい家からの、初めての出勤。 もともと借りようとしてたアパートからは 遠くなってしまったけど 歩いていけない距離じゃない。 早めに出て、ゆっくり歩こう。 そう思って、朝食を食べ スーツに着替えていると英道が声をかけてきた。 『ハル、もう出る?』 『うん。歩いてくから早めに出る。』 上着を手に取って着ようとすると 何故だか英道に止められた。 『・・・・・・・・・ん?』 『ハル~♪』 そのまま抱き寄せられ、 こめかみにキスが降りてくる。 『んぎゃっっ//////!!・・・な、何して・・・っ////!』 『んー?愛の確認。』 『アホか!離せ!会社・・・・っ!』 『大丈夫だ。送ってくから。』 『はぁ?・・いや、どうやって?』 『ん?車で。』 『え?あれ、借りてんだろ?』 『いーや、俺の車。』 『・・・・は?』 『買ったから、あれ。』 『はあ───っ!?』 『毎朝、送るから。』 『いやいやいや!』 『嫌?』 『じゃなくて!車、買ったの?』 『ああ。うん。  お前の職場 遠くなったの俺のせいだし。  それに朝から 色気まる出しの お前を 1人で歩かせられないだろ?だからー♪』 『は?色気?俺が??』 なに言ってんの? バカなの?コイツ。 キョトンとしてると英道は 大袈裟に大きなため息を吐いて 俺に、デコピンを食らわしてきた。 『いっっ!いたぁぁーっっ!!  何すんだっっ!!』 『はあ、自覚なしかよ。  とにかく、送るから乗ってけ。』 『・・・・はあ??だから大丈夫だって・・・』 『いいから!俺に甘えろ。な?』 『・・・・・・・・・』 はぁ・・・・・。 こうなると、何言っても聞かないよな。 コイツは。 だけど、まあ・・・・ これも英道なりの優しさ、なんだよな。 『分かった・・・・ありがと。』 『ん。よく出来ました~♪』 正面から ガッツリ抱きしめられて、 唇に 何度もキスされて・・・ 朝っぱらから甘い空気に包まれる・・・ つーか! 甘い空気ってなにっっ////!? そんな事してる場合じゃないっつーの! 『おいっ!もういいだろ!離せっっ////!』 『やだ~。もうちょっと♪』 『~~~っっ////!!』 もーっっ///!! なんなんだ、コイツはっっ/////!! (でも ちょっと嬉しい) 『はるおみ・・・♡』 『───////////っ!』 甘く甘く、耳元で囁かれ、腰が砕ける。 『あ・・・っ、やめ・・・///』 『ハル、好きだぞ♡』 『あ・・・っん、・・・や・・・////』 うわわわ//// ヤバい! どうしよう! こ、このままでは仕事に支障が・・・・////! 『ハル♡帰ったら いっぱいエッチしよーな。』 『はっ・・・・・ん、・・・・やだ・・・っ・・・・・////』 『イヤ?じゃあ今からシようか?』 『───っ////!?  な、なに言っ・・・今から・・し・・ごと・・っ・・////』 『関係ねーし♪休めば?』 『は・・・・・っ////???』 腰を支えてた手が お尻の方へと滑っていくのを 必死で止める。 『ちょっ////!待て待て待てっっ////!』 『じゃあ、帰ってからスる?』 『・・・っっ//// わ、分かった・・・から・・////』 『よし。』 『・・・・ふぇ・・・?』 返事をした途端、 さっさと 俺から離れて、玄関に向かう英道。 『約束したからな、守れよ?』 振り向いて、ニヤリと笑う。 『・・・・・・・・・//////』 ───や、やられた・・・・っ!! くっそぉ・・・! 『これからも毎日 送ってやるからな♪』 『・・・・・・・・・え』 『明日もいってきますのキスしような♪』 『・・・・・・・・・えぇ?』 もしかして、毎日こんな感じ・・・なの? 俺、耐えられるかな・・・・。 『ハル、行くぞー。』 『あ、う、うん、』 上着を着ると、慌てて英道を追いかける。 『おー、いい天気♪』 ご機嫌な英道の背中。 『・・・・・うん。』 毎日、英道が ご機嫌なら まぁ、それも 悪くない・・・・・・か。 (───って事にしとこう。) ♡ ♡ ♡ お わ り ♡ ♡ ♡

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