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番2

 くちづけを交わしながら、ノアのドレスを性急に剥ぎ取る。  芳香はさらに際立ち、純白の衣裳の下からは真珠のように艶めいた白い肌が現れた。  滑らかな手触りと桃色に色づいた胸の飾り。  細い腰とスラリと伸びた両の足。その中央に見える慎ましやかな陰茎に、ランドルフの喉がゴクリと鳴った。  可憐な乳首にオズオズと舌を這わせると、ノアの体がピクンと揺れた。 「あっ……」  ほんの少し舐めらただけでピンと立ち上がった乳首を、ランドルフは夢中になって舐めしゃぶった。 「あっ、はぁっ……あっ、あぁん……」  ランドルフの頭を抱き込むようにしがみつくノア。  このかわいらしい人が自分で感じてくれているのだと思い、ランドルフの胸は高揚した。  その一方で、下半身が徐々に窮屈になっているのに気付いた。  怒張がスラックスの中で完全に立ち上がって、痛いほどの圧迫感を覚えたのだ。  乳首への愛撫を続けながら、スラックスを寛げようとするランドルフに気付いたノアは 「僕が脱がせてあげる」  と言って、スラックスに手を伸ばした。  慣れた手つきでボタンを外す。  下着に手をかけ一気に引き下ろすと、ランドルフの雄がブルンと飛び出た。 「おっきぃ……」  ノアはなんの躊躇いもなく、ランドルフの屹立に口を寄せた。  パクリ。  温かい物に自身を包まれ、ランドルフは狼狽した。 「ノア、そんなことはしなくても!」 「いやっ、したいの! だって、あなたをたくさん感じたいから……」  一段と硬くなった雄に頬ずりをして、スンスンと香りを堪能する。  淫靡な光景に、ランドルフは興奮のあまり目眩すら覚えた。 「凄く、いい匂いがする……。大好き……んちゅっ」  亀頭に舌を這わせ、ペロペロと舐めるノア。  美味しいキャンディでも食べているかのように、嬉しそうな表情を浮かべて、ランドルフの雄を刺激する。  やがて舌での愛撫では物足りなくなったのか、ノアは亀頭をパクリと咥えて口淫を始めた。  ランドルフの雄を可能な限り頬張って、頭を上下に動かす。  口に収まりきらなかった部分は両手を使って扱いていく。  ランドルフの鈴口からは先走りが大量溢れていたが、ノアはそれも全て残さずに舐め取った。 「くっ……ノアッ」  ランドルフの呼びかけに顔を上げたノアは 「美味し」  陰茎を握りしめながら、花が綻ぶように笑った。  舞台で見た女神のような神々しさとは対極の淫蕩な姿に、ランドルフの我慢は限界に達しそうだった。 「もう離して。我慢ができなくなる」 「いいよ、我慢しないで。あなたの、飲ませて」  口淫を再開するノア。  ランドルフに聞かせるように、わざと水音を立てて刺激を繰り返す。  ジュブジュブと聞こえ続ける淫らな水音に、ランドルフは限界に達していた。 「うっ……もう、本当に」 「口に出して。ねっ」 「あぁっ、もうっ……!」  ノアの頭を鷲掴み、ガクガクと腰を振るランドルフ。 「うぅんっ!」と苦しげな声が聞こえたが、抽送を止めることはできなかった。 「ぐぅっ!!」  一声小さく呻いたのと同時に、ランドルフの雄は熱い飛沫を吹き上げた。  ノアはそれを恍惚の表情で飲み干していく。  腰が抜けそうになるほどの淫楽。これまでに経験したことのないような快感に、ランドルフはしばし酔いしれた。  一度達したおかげで、頭の中が明瞭となったランドルフは、呆けるノアに気付いて焦りを感じた。 「無茶をして申し訳ない!」  あまりの気持ちよさに夢中になって、ついノアに無体を働いてしまった。  これが元で、ノアに嫌われたら……。  ランドルフは激しく狼狽したが、当のノアは微塵も気にする様子はなく 「全然平気」  と、微笑むばかりだった。 「しかし」 「あのね、凄く、美味しかったの」  頬を赤らめ囁くように言うノアに、ランドルフの頬が燃えるように熱くなった。  先ほどまであれほど淫らな姿を晒していたのに、今は一転、乙女のような恥じいを見せるノア。  そんな彼の姿に激しい差異と興奮を覚え、下半身に血が溜まっていくのをランドルフは感じていた。  それはノアにもわかったようで、彼は嬉しそうに微笑むと 「今度はここにちょうだい……?」  そう言って、ゆっくりと足を開いた。

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