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第10話
結局久米の巧みな腰使いにより呆気なく果てた俺の姿に満足したのか綺麗な笑みを浮かべ見つめてきた。
「やっぱり好きな人のモノは美味しいです。ご馳走さまです」
「おま…」
「けんせーさーーーーん!!!ご飯出来ましたよぉ!起きてぇ」
「…」
「…本当に起きないな…普段どうしてんだ?先輩…会社遅刻したことねぇよな?」
「んもお!仕方ないなぁ…剣聖さんはですねエッチしたら起きます」
「は?」
「よいしょっと」
言うが早く俺の出したものはそのままに久米が先輩のモノに手を伸ばし一気に挿入し甘い声をあげた
「あっ…あっ…剣聖さんの…やっぱり…おっきい」
「…」
あまりにも手慣れてるから2人の関係がなんとなく見えてきた
「朱夏…んん…ん?…なんだ…瑠樹愛…お前か…朝から盛んなよ…ったく…俺はお前より朱夏とやりたいっての」
「だーめーでーす。朱夏さんはさっき俺としたので」
「はぁ?勝手にやんなよな…なぁ…朱夏…こっち来いよ…」
「嫌です」
「つれないなぁ…仕方ねぇ…瑠樹愛で我慢してやるよ」
さっきやったばかりだと言うのに元気一杯な久米のモノからたらたらと涙が出てた
「んん…やっぱ…いい…っんん」
「当たり前だろ。俺に抱かれてんだ。喜べ」
「でもやっぱ朱夏さんのが一番」
「そらお互い様だ」
2人の姿を見ていられなくてそっとベッドから降りドアに手をかける
「終わったらリビング来てください。あとは楽しんで」
「「はぁ!!!!」」
「お前何言ってんだ!朱夏」
「お楽しみなので」
「お前いなきゃ気持ちよくはない。イけねぇ。」
「同意です」
「…おい。瑠樹愛」
「はい」
「連れてこい」
「当然です」
「いやいや…まてまて…俺は…」
「問答無用です」
あっという間に捕まった俺。久米は見た目と違い力が強すぎだ…軽々とどう考えても自分より重い俺を肩に担ぎベッドに戻した
「大人しくしてれば何もしませんよ」
甘い声で耳を擽る久米。
「そうだぜ、朱夏…おいで」
更に追い討ちをかけるように剣聖先輩のこれまで知らなかった色っぽい声に頬が紅潮する。呼応するように先程出したはずの俺のモノがゆるりと芯を持ち始めたことを感じ動揺する。隠すことはできなかった。だってまだ何も身に付けてないから
「俺の声に反応したの?朱夏…可愛い奴」
「ちがっ…!!そんなんじゃ」
「瑠樹愛」
「はい」
「ちょ!」
「やる気になったようなのでもーっと元気にしてあげますねぇ!」
「咥えながら喋んな!!あっんん…」
「瑠樹愛ーどうだぁ?」
「俺の技なめないで下さい。もうガッチガチですよん」
音符がついてそうな弾んだ声で久米が先輩にウインクを投げた
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