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第17話

二日続けて激しく抱かれて体はガタガタ… でも久米の作った料理で少し元気が出た。 目でも楽しめたし味は申し分なかったし。毎日作って欲しい… 俺もそれなりに料理はするけれど結局コンビニやスーパーの出来合いのもので済ませるのが常だから久しぶりの手料理にほっこりしてた。 食べたら帰るのかと思っていたがなんだかんだだらだらと3人で過ごした。 俺を間に挟んでソファに腰かけて先輩は俺の肩を抱き久米はずっと手を握っていた 映画に見入っていたのでそれは対して気にはならなかった。 でも 「もうこんな時間だな。瑠樹愛。帰るか?」 「そうですね。着替えもないですし」 そう言い立ち上がる2人の温もりが隣から消えて急に何だか寂しくなった。思いの外2人との空間が心地よかったらしい。そう思ったら 「…帰っちゃうの?」 考えるより先に言葉が出てて 「…っ…おまっ…本当に…」 先輩と久米が照れたように俺を抱き締めて自分の今発した言葉に驚き焦る。恥ずかしい…!! 「うわっ!!今のなし!!無しで!!とっとと帰って下さぁい」 我ながら気持ち悪いこといった…猛省していたら先輩が問いかけそれに応戦するように久米が続けた 「お前も来る?俺たちの家に。明日そこから通勤すればいいじゃん。部屋まだ空いてるし」 「それいい!!一緒にいきましょ!ね?」 2人の目がギラリと光ったから自分の身の危険を感じた。さすがにもうやれない! 「俺は今日はゆっくり休みたい!!」 「なにもしねぇよ。たぶん」 「それが嫌です!行きませんからね」 「えぇっ!!俺の手料理また作って食べてもらいたいのに…」 っ…それはとても魅力的な… 「っ…飯…食いたい…」 「やたぁ!!なら決まりです!!ほらほら準備して!!朱夏さん!」 結局流されるように泊まりの準備と仕事の準備をして2人に着いて家を出た

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