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第28話

瑠樹愛side その数日後のこと 新入社員研修が終わりそれぞれの部署に配属された。 俺の部署は営業部。社長の趣味?その部署は綺麗な男と女が多かった。 まぁ。顧客と直接交渉する訳だから見目がいいに越したことはないよな… その中でも一際目を引く人物がいた。後ろ姿しかまだ見てないけど他の人たちより頭一つ分大きい。スーツの下はきっと筋肉質。何人もの人と体を重ねてきたから服の上からでもその人の体つきはわかる。 正直好きな体つきだ。 他の人と話している声は心地よく聞き取りやすい声。 でもどこかで聞いたことのあるような…そんなことを思っていたら彼が振り返る。その人は… 「「あ!!」」 「先輩?知り合い?」 「おぅ。まぁな。ちょ…」 「あ…久米です」 「久米くん。ちょーっと付き合って」 「はい」 ついていったのは今は使われてない会議室 「久しぶりだね。この間の美人ちゃん」 「どうも」 バーは薄暗くしてあるので顔まではちゃんと見てなかったけどかなり男らしい顔をしてる。うん…カッコいい… 「俺教育係なんだわ。お前の。これからよろしくな」 「よろしくお願いします。」 「あとー俺があの店にいたのは秘密な?さっき話していたやつには知られたくない」

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