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第30話
瑠樹愛side
「うーるーさいでーす。初めまして。久米 瑠樹愛です。よろしくお願いします」
「初めまして。よろしくお願いします。久米くん。君の噂は聞いているよ。かなり有望株みたいだね!期待してる!」
見た目と違いとても腰が低く屈託無く笑う人だ。
笑顔は少し幼い。可愛い…
「こいつねチーフだから言うこと聞くんだぞぉ!」
仕事も出来るなんて…俺に入る余地は無し…別にこの人に好意があるわけではないけど一度くらい相手して欲しかった。こんないい体の人に
これが数日後叶うとはこのときは思いもしなかった
「はい!」
「あ!俺名乗ったっけ?」
「いえ」
「ごめんごめん。和水だ。よろしくな」
「和水さん。よろしくお願いします」
和水さん…剣聖さんと近付くのはもう少し…
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