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第37話
朝から久米の美味しい朝食を堪能して剣聖先輩の車で通勤。
先輩が昔から好んで乗ってるのは四駆。
アウトドアが好きで車を出してくれることも多い。
助手席に俺が乗って後部座席に久米。久米は今日は接待らしく飲むからと乗せてもらっている。帰りはどうにでもなるらしい
出勤すると珍しい三人が揃っていたからか黄色い声が上がってる…この人たち目立つからな…
それぞれのデスクについて業務開始。いつものようにたんたんと仕事を進め昼。
昼は久米が弁当を持たせてくれた。
「チーフ!」
「お疲れ様。どうしましたか?」
「手作りですか?」
「あぁ。」
「美味しそうですね」
「チーフ!」
「チーフ!」
何なんだ…今日はやたらと声をかけてくる…ここじゃ落ち着いて食べられない…
弁当の蓋を閉めて席を立つ
何でこんなときにいないんだろ…先輩…
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