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第84話
その後男は直ぐに果てた。痛みで動けなくて今度はもう一人が俺の中に入ってくる
体勢を変えられ対面座位で攻められる。だからさっきよりずっと奥まで突き刺さっている
「すげー締め付け…力抜いて?気持ち良くなりたいよね?あいつ下手だからさ」
もう一人の男に聞こえないくらいの声で耳元で囁かれた
「大丈夫だよ。俺は痛いことしねぇから。さっき痛かったんだろ?」
無理矢理されてるのに優しい腰使い。紳士的な攻め方に不本意ながら緊張も解れてくる
「そう。上手だよ。もっと奥に入らせてね?あなたのここも触ってあげる」
さっきの痛みで萎えきった俺のモノを優しく触ってくれた。
「うん。気持ち良くなってきたね。思ったより大きいね…顔に似合わないけどそれがいいよ。ほら俺の腹に擦っていいよ。俺はこっちの可愛い飾りを良くしてあげるから」
そう言うと男は胸の尖りに舌を這わせる。その舌使いが絶妙で気持ちいい。気付けば自分で腰を動かしていた
「可愛いね…」
「おにーさん。気持ち良くなってきちゃったの?腰揺れてるよ。かぁわいい。ね、ね。また俺おっきくなっちゃったからさお口貸してよ」
「ったく…しゃーねぇなぁ…」
いやだ…こいつには…
「大丈夫。俺のにだけ集中して?奥まで突っ込ませないようにコントロールするから。ね?」
また優しく囁くと楔を差したまま反転させられた
「とろっとろだね。おにーさん。ほらお口開けてよ」
口のタオルを外されて汚いモノを口に捩じ込まれた
「噛んじゃだめだよ?噛んだら…ね?」
いつの間に持ち出してきたのか手には小さなナイフが握られてた。
「いつも護身用に持ち歩いてるの。この意味わかるよね?」
そう言うと俺のことなんてお構いなしに突いてくる。ただ後ろの男がうまく俺の体をコントロールしてくれているからか喉の奥にまで入らないので少しだけ楽だ
「お口も気持ちいいよ。上手だね。おにーさん」
男が気持ちよさそうに目を細める
「もうイく…おにーさんのお口でいっちゃうよ…ん…」
青臭い臭いが口の中で広がる。気持ち悪い。直ぐにでも吐き出したいのに出しきっても出ていってくれないから少し飲んでしまった。
「いい加減それ抜いたげたら?おにーさん死んじゃうよ?」
後ろの男がいうと残念そうにイチモツを抜いた
「げほっ…ごほっ…う…え…」
「えっろ…俺のセーエキでお口の回りベタベタ。」
そう言うと口許を指で拭った。
「ちょーっと待っててね」
男は浴室から出ると直ぐに戻ってきた。手にはペットボトルが握られていた
「お水だよ。」
口移しで飲まされた水は生暖かい。
「まっず…俺のが不味い…ごめんね。ぺっして?」
何度か水を口移しでくれた。
「うん。もう俺の味しないね」
そう言うとキスしてきた。こいつ…キスが凄くうまい…先輩には及ばないけど…
こんなときにも結局先輩のことが頭から離れない…
「キス好きなの?気持ちよさそ」
何度も繰り返される優しいキスに酔いしれていく。その間も後ろは攻められてる。もう俺も限界が近い
「ん…おにーさん…そろそろ終わる?」
「あ…ん…んん…」
答えられない…
「一緒にいこっか?」
そう言うと俺の弱いところを擦り始めタイミングを計って同時に果てた
「あっ…」
「うっ…」
「いいなぁ。一緒にいったの?」
「あぁ。…すげー良かった…」
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