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第95話
「おはよ。朱夏」
目が覚めると先輩が笑って俺の髪を撫でていた
「せんぱ…今…何時…?」
「うん。もうすぐ昼になるよ。まだ眠いなら寝てていい」
「先輩は?寝たの?」
「うん。寝心地のいい抱き枕あったからね!」
きゅっと抱き締めながら言う先輩。何だか照れる
「起きる…お腹空いた…」
「なら連絡するね」
「先輩」
「ん?手繋ぐ?」
「うん。」
「本当に…可愛すぎ…」
耳まで真っ赤になった先輩の手をきゅっと握る。
やっぱり離れられなくて食事が運ばれるまで手を繋いでた。
食べるときも隣にくっついていた
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