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おまけ

そう言えば昨日お酒飲んだはずなのに記憶全部あるな…弱いお酒だったのかな?… その時俺の電話が鳴った 「もしもし」 『朱夏さん。俺です』 「うん。昨日はごめんな。久米」 『いえいえ。仲直りエッチできました?』 「うん。まだ先輩は寝てるよ」 『朱夏さん大丈夫?』 「お酒飲んだけど今回は全部覚えてる。弱いのだしてくれたの?」 『あぁ。あれですか。あれはですねぇ…』 瑠樹愛side 「…もういい…飲む…明日もなんかわかんないけど部長休めっていってたし…飲む…飛弦さん。何か作ってください」 「え?大丈夫です?」 朱夏さんが嫉妬して何か言い出した。まぁでも剣聖さんもさっきからたくさんの視線を朱夏さんに向けてる奴等と飛弦さんに嫉妬してあんななってんだけど… 「もういいんです…ください」 「わかった」 「ちょ!飛弦さん…」 それはだめ!一口でもこの人ヘベレケになっちゃうから!そうなると他の奴等に絡みに行ってしまう。そしてあの日みたいに誘ってしまうかもしれない!!だめだ!だめだめ! ここで作らないでって目の前で言うと拗ねちゃうから…飛弦さんの手を引っ張って顔を近づけてもらうよう促し耳打ちする 「飛弦さん。お酒絶対だめ!朱夏さん一口でも酔っちゃう。そうなったらこの人誰彼問わず甘えにいくの!他の男を誘惑しにいっちゃうかもしんない。だから出さないで。でもお酒って思わせなきゃ…」 「わかった。任せて」 そう言って朱夏さんに作ってくれたのはノンアルコールカクテル。多分今の朱夏さんはプリプリしてるから 「どうぞ」 「ありがとうございます」 「飲みやすいけど度数あるからゆっくり飲んでくださいね」 きっとその言葉でこれはアルコールだと思えて疑似酔っぱらいみたいな感じになるはず…朱夏さんは素直だから… 「はい」 そして一口… 「これ…美味しいです!」 「朱夏さん…ほわほわ…可愛い…」 これも言えばお酒だと思ってくれる…そうであって欲しいと願う 「…うん…可愛いね」 「でっしょー。可愛いんだよぉ…いつもかっこいいのに。そこに俺は惚れた」 念押しの一言… 「わかるよ。でも俺は君しかみてない」 「ふふ…知ってる…」 それから半分ほど飲んで朱夏さんは御手洗いに立った。少し足元ふらついてるから… 「よかった…お酒と思ってくれたみたい」 「そうだね」 それと同時に剣聖さんが今度は席をたった。朱夏さんと一緒にいたからこの数日お酒飲んでなくて思ったより酔いが回ってしまったのだろう。冷静な判断できなくなってるとかで外の風にでも当たりにいって少しでも酔いを冷まそうと思ったのだろう 剣聖さんが席を立ってすぐテーブル席で会社の人と飲んでたしーくんがこちらに来た。 「るぅくん。あの人が剣くんの想い人?」 「そうだよ。」 「何だか変な感じだったね」 「ん。お互い嫉妬しあってるのにちゃんと言わないからおかしなことになっちゃって」 「んじゃ俺当て馬になるわ。ってかさっきトイレ立ったとき他の客が彼を見てたから危険そうだし、他の人が行く前に俺が見張りに行くね」 「お願いしてもいい?」 「うん」

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