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痛いの痛いの飛んでけ。④

「……そうだな」  えへへ。  そっか。  ボクは龍サンに嫌われてないんだ。  交尾恥ずかしかっただけなんだね。  えへへ。  龍サンに包まれるの。  すごくあたたかくて安心できる。  だからボクはウトウトしちゃう。  ずっと一緒にいられるのかもしれない。  ボクは龍サンの腕の中で、静かに目を閉じた。  龍サン、大好きッ!  《痛いの痛いの、飛んでけ。・完*》

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