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第37話 大童 Ⅱ〜side創〜

「ご馳走様 片付けは俺がしておくから 先風呂入っておいで」 そうゆうごに言われて 笑顔で頷くと、湯船の中に浸かりながら 少しはゆうごの役に立てた事が嬉しくて仕方なかった 「…えへへ」 これでまた ゆうごは僕の事を買ってくれるだろうか… そんな淡い期待を抱いていた が そんな期待は 部屋に戻ると同時に、泡となって消えていった 「…ゆうご」 ゆうごはスーツのまま ソファで仰向けになって眠っていた キッチンは綺麗になっていて 疲れているのに、僕は 余計な労力をかけてしまったのだと気付いた 「…ごめんなさい」 何も出来ない 迷惑ばっかりかける駄目な僕 こんな僕に ゆうごがまたお金を払ってくれるとは、到底思えなかった もう ゆうごに会えなくなっちゃう… 嫌だ… 絶対嫌だ… じわりと浮かぶ涙を拭うと、今自分が ゆうごに何が出来るかを考えた でも 僕に出来る事なんて もう 一つしか思いつかなかった 僕は喉を鳴らすと 寝ているゆうごの隣に立ち、スーツのベルトに手を伸ばした 起こさない様に ゆっくりジッパーを下ろしていく パンツの隙間から手を入れ 初めてゆうごのモノに触れた 硬さのないソレを外に出すと、根元の方から舌を這わせていく いつもは気持ち悪いだけなのに 今日は凄くドキドキした 「…ん」 ゆうごが ピクリと反応すると同時に、ソレも段々と熱を帯びて硬くなってきた 先の方を舐めながら 唾液を絡ませ、深く咥え込んでは 頭を上下に動かした 「…ん……う…」 寝てるのに反応してくれるのが 本当に嬉しかった やっと自分の存在意義を確認出来た様な気がして、無我夢中で 唇と舌を動かしていた

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