134 / 234
第134話 憂心 Ⅱ
「創 大丈夫⁇ 疲れちゃった⁇」
「…大丈夫」
ていう感じじゃないんだけどな…
俺 何かマズイ事言ったかな⁇
昼食に来た中華レストランの個室でも創は浮かない顔をしている
「引っ越し 来週じゃ急だったか⁇ もう少し先にする⁇」
ただ その次の週から年末まで仕事が立て込みそうな為、本音を言うと 済ませてしまいたいのだが…
「ううん…佑吾の良い時で大丈夫だよ」
「そう⁇」
「…うん」
まだ食欲があまりなさそうな創にはお粥を注文し、自分のも適当に頼んだのだが 創の事が気になり過ぎて、この時の味は 正直あまり分からなかった
ともだちにシェアしよう!