平和だ すっごく 毎日 学校は楽しいし､家に帰れば佑吾とくっ付けるし 榎戸先輩は… あの決心の後､何回も先輩の気持ちには応えられないと伝えても 俺が好きでやっているからと特にあれから変化も無かった 佑吾に関わるなと言われてるからにはそれは守りたいのに 中々思う様にいかない ただ それで何か不都合があるのかと聞かれればそんな事は無くて 先輩が僕に話しかけてくれる度､前に恐い事をしてきた先輩達もチラッと見て終わってくれていた 「はーじめ!! 　今日これから皆でゲーセン行こって話てるんだけど､創も来れる⁇」 「…ゲーセン⁇」 健からの誘いに口がぽかんと開いてしまった 名称は知っていても 人生で一度もその場所に行った事は無かった 「良いだろ⁇ 俺 家まで送ってくし!!」 「…佑吾に聞いてみても良い⁇」 「勿論!!」 ドキドキしながら佑吾に電話をかけると直ぐに出てくれた 「あ､もしもし 佑吾⁇」