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第241話 盟誓

「…明日 学校お休みしても良い⁇」 バツが悪そうな表情の創は布団の中で俺の服をギュッと握っている そんな創の白い頬に触れると恐る恐るといった様子で俺を見上げてきて、その姿が耳の垂れた兎の様で思わずフッと笑ってしまった 「勿論良いよ…学校には俺が連絡しておくから一日ゆっくりしてな」 「…ありがとう……ごめんなさい」 「創が謝る必要無いよ 大丈夫、絶対また安心して学校通える様にするから」 俺の言葉に創の唇が震え出して、また瞳が海の様な状態になっていく そこに波が立つ前に親指で触れると創は俺の掌に頬を擦り寄せている 黄色い髪を梳く様に撫でると凄く綺麗に笑って その姿に無意識のうちに見惚れていた 「…佑吾…本当に…本当にありがとう…大好き…今まで嫌な事ばっかりだったけど…佑吾と出逢えて……それが…本当に幸せ」 「…創」 愛しい それ以外の言葉が出て来ない 今度こそ何に変えても絶対に守りたい 俺の背中に腕を回してくれる創に応えるように華奢な身体を強く抱きしめた

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