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第73話〜3【R18】〜

ハルのちゅーは口からだんだんと下がっていき、ついには僕のおへその位置まで届いた 「ん、」 「へそも感じるの?可愛い…」 だから僕のどこが可愛いのか教えて欲しい… でも僕はそれよりも、ハルの愛撫に頭は考えられなくなっていく 「ちょっと冷たいかも」 「大丈夫…」 ローションを持って聞いてくれたハルだけど、全然冷たくなかった だってローションを手の温度で温めてから僕の後孔に塗ったのだから またハルの優しさが伝わる… 「1本だけ指入れるけど痛かったら言って」 「もっと入れていいのに… 慣れてるよ?」 ハルの顔が曇って気づく 今のは失言だった なんで、僕は… 初めて出来た大切な人を失いたくないのに、僕から失おうとしてるみたいじゃないか せっかくの雰囲気も台無し… 「南、今までのことを忘れるってのは難しいのはわかってる。」 静かにハルの言葉に耳を傾ける 「だからこれからは俺や奏斗といてさ、いっぱい楽しんで欲しい。 それで、少しでも南の辛さが薄れるといいと思ってた これからも…俺と一緒にいてくれますか?」 どうしよう 目頭が熱い… それに、今のプロポーズみたい… 「南?もしかしなくてもこれプロポーズ」 「えっぁっ、ぇと、はい…ッ」 「ふふ、良かった …好きだよ」 「僕も…」 僕達はまた熱いキスをした

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