157 / 207
第157話〜3【R18】〜
「ぁっ、ハル…っいきなり……!」
再び南のモノから液体が出てくる。
「あっ、ぅん、ハルも……っ、あっ、」
「ん?俺が何?」
「ハルも気持ちよくなってほしい…っ、んぁ、っ」
プルプルと震えながら言う南は、誰がどう見ても可愛い以外の何物でもなかった。
その時だ。
「僕、2人で気持ちよくなれる方法知ってるよ…?」
「へぇ…?やってみて」
そう言うと、南は自分のモノと俺のモノをまとめて掴んだ。
あぁ、これはもしかして兜合わせか……?
俺の予想は当たっていたらしく、その後南は腕を上下に動かし始めた。
「んっ、はぁっ、」
南と俺のカウパー液で手はもうぐちょぐちょだ。
「ぁん、ハルっ、イッちゃ、ぅ、!!」
「ん、俺も………っっ!」
白濁液が飛び散る。
「はぁ、はぁ、気持ち、よかった…?」
「うん。思ってたよりよかった」
でも…………だ。
「なんで南あんなの知ってるの?もしかして携帯で調べた?」
「へ!?そんなんじゃないよ!?」
なら……
藍川家の可能性が高いな……
南も言いにくそうな顔をしている。
あっているのだろう。
けど、いつまでも藍川家は南にまとわりつく。
鬱陶しいくらいに、だ。
嫉妬心が芽生えてしまった俺は、そのまま黙って南の唇を奪った。
突然のことに理解が追いつかないのか、南はとても驚いた顔をしている。
そしてそのまま俺の手は、また南のモノを握った。
分かりやすく南が反応する。
「ひぁっ、ハル…?なっ、ふぁ、」
「んー?…………お仕置きという名の俺の傷心を癒して」
「ひぇ?傷心…?んっ、なんでぇ…っ」
「もし俺がもっと早くに南と出会ってれば…って沢山考えて自己嫌悪に陥ってんの」
「うぁっ、んく、そんなの、仕方なぁっ、?!やっ、急に早くなって…っ」
「……仕方ない、じゃないよ。南がずっと家にいた頃は無理だとしても、学校に通ってる時に会ってれば…って」
「ん、はぁっ、あっ、またイッちゃうからぁっ!!」
そうは言うもとても気持ちよさそうで、南の頭が快楽に支配されていることはすぐにわかった。
俺はこのまま手の動きをやめず、そのまま南が達するのを待つ。
ほんの少しすると、南のモノから白い液がでてきた。
おれはそれを手で受け止め、南に見せ付けるように舐めとった。
どんな反応をするか。
流し目で見ると、南は顔を赤くさせ、『また!!!!!』と、恥ずかしそうに拳を握っていた。
ともだちにシェアしよう!