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31《獣人の玩具》
アサトは身体を捩り、どうにか逃げようともがくが、もともと力の差がある上に、発情で身体に力が思うように入らず、黒狼獣人には全く歯が立たない。
「ッ、ハァ、嫌、離して、んっ」
か弱い抵抗となってしまう。
「お前の性器は型が変わっているな…」
αに身体が反応して、すでに勃ち上がり、興奮状態の前を珍しそうに眺めて、長い舌で舐めあげる。
「んっ、ひァ、あ!や、」
性器に触れられ、ビクビクっと過剰に反応してしまう。
「ん?気持ちいいのか?発情中のΩは人間も獣人も節操がない、仔を作るために必死だな」
「ん、っ、ハァ、ハァ…」
無差別に感じて求めてしまう身体…必死にその衝動を抑えつける。
「まあ、仔が宿っても産ませはしないがな」
「っ、あ…嫌ッ触るなっ」
性器と後ろの孔を交互に触れられ…痺れるように感じてしまい、なんとか逃れようと暴れるが…獣人には簡単に拘束されてしまう。
「ここも物欲しそうに濡れて…そろそろ繋がるか?その前にツガイになるか、そして俺と繋がったら一晩中イかせ続けてやる、繋がったまま、ここにタネを植え付け、必ず孕ませてやる」
ススっと腹を撫でたあと、
首筋を撫でながら、鼻先を近づけて囁く。
「うまく根付いたら腹を殴って堕ろさせて、また孕ませて…最高の玩具だな…」
ニヤリと不気味に笑いながら、腹を舐めてくる。
「ひッ…嫌、ッ」
「お前も幸せだろ?嫌というほど何度だって孕めるんだからな」
「や、…やめて、ァ…、あッ!嫌だ、ふ、」
恐怖も加わり呼吸は荒くなって、手も小刻みに震えるが…
首を振り言葉でいくら拒否しても、身体は熱い塊を求め、渾身の力を込めても動きを止めることすら出来ず、ガイルの思うがままに攻められてしまう。
「そろそろ良さそうだな…」
そう舌なめずりをし、ニヤリと笑いながら…
指を曲げた状態で、後ろの孔へ指を捻りこみ、入り口の具合を確かめる。
そうして、四つん這いに仕向け、勃ち上がった黒獣人の性器を触れさせる。
「ァ、ッいや、お願い…やめて、」
このままじゃ…ほんとうに…
ラウっ、たすけて…
「ラウッ!!」
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