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「今度、ドームも見に行ってみるか」 「うん!行ってみたい!」 「でもとりあえず今日はプラネタリウムな」 そうだった。 今日はプラネタリウム、を見に来たんだった。 つばきに手を引かれつつ、建物のなかへと向かった。 中へ入ると意外に狭くて驚いていたぼくは、つばきが入ってすぐのところで、チケットの手続きをしていたのに気づかなかった。 「……ちょうど次の上映が始まるみたいだ」 建物の中を見渡していたぼくの元へと戻ってきたつばき。 もう一度ぼくの手を取り、奥へと歩き出す。 奥には大きな扉が一つあって、その扉は開いている。つばきに手を引かれながらまっすぐとその扉の中へと入っていくと――。 「………すごい…!」 扉の中は、席がびっしりと並んでいる。 人はまだらに座っていて、つばきは人の座っていない席の方へとぼくを連れていく。 「ここでいいか」 つばきは端の席を指差し、ぼくを一番端の席へと誘導する。 今は明るいけど、星空がここで見られるんだよね……? 建物の中だし、今はまだ夜でもないのに星が見られるんだって不思議だなー。 ぼくはワクワクしながら星空が見えるまで待った。 ――まもなくして、電気が消え真っ暗になった 「……うわっ」 座っていたいすの背もたれが急に動き出し、ゆっくりと後ろへと倒れていくのにびっくりしたぼくは思わず声が出た。 まさか後ろに倒れるとは思わなかった……。 ぼくはこっそり隣に座っているつばきの方を見ると、つばきもぼくの方を見ていたようで、やさしく微笑んでいる。

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