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第26話

腰から下へと滑らせた手で肉付きの悪い尻裂を掠める。 「…ぁ、」 「あ?」 「……俺が触るって、言いました」 「俺も触んだって。 遥登ばっかずりぃだろ。」 子供の様な言い分をする長岡だが、している事はアダルトだ。 ジンズの上からだった手を下着の中に滑り込ませて長岡も三条に触れる。 「…っ、」 そして、三条の後孔をつつき、ソコに教え込ませた快感を思い出させる。 あの溶ける様な快楽、甘美な行為を。 「お、大胆だな。」 悔しくて服の裾から手を差し入れた三条に、長岡はとうとう下着のウエストゴムに指をかけた。 パチッと肌を叩いた小さな刺激にぴくりと肩をふるわせるその姿。 恥ずかしそうに、だけど大胆に腹筋を撫でる手。 そして、目の前のあの目。 愛したい。 酷くしたい。 食いたい。 長岡の加虐心が顔を出す。

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