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第31話
とろとろになった身体を揺さぶり続けられもう自分に抗う事の出来ない三条は譫言の様に喘ぎ声を漏らしていた。
前立腺を抉り精嚢を刺激して、絶頂の1歩手前でそれを奪うと今にも泣き出しそうな顔をしてくる。
「まさ、さ…、ぁ、……ぁう…」
「んー?
どうした」
「イ…イきた……、い"」
ギチギチに勃起した陰茎を握り腰の動きも止める。
今の三条にはキツいだろう。
だからするんだけどな。
「なぁ、どこでイきてぇ?
ケツ?ちんこ?」
「りょ…ほ…っ」
その顔にゾクゾクと何かが背中を走った。
「両方?」
「おね、お、ねがい…します」
普段理性が強く秩序を正しく守っている優等生が欲に溺れる姿はとても淫らで、三条にも見せてやりたい。
当の本人は、お願いします…と言ちながら唇を舐め今にも泣きそうな目で見詰めてくる。
自分好みの媚びに口角が上がりっぱなしだ。
「わかったよ。
ほら、どうぞっ」
鈴口をグリグリと刺激して逃げそうになる腰のより奥へと突き入れイイトコロを押し潰す。
「あ"ッ…ぐぅ…ぁ」
「…っ」
腹筋が辛かろうが太股が辛かろうが、そんな事より三条と貪るセックスの甘美さから逃れる事は出来ない。
ゆさゆさと上下左右に細い身体を揺する。
「イ"…い"ぐ、いきま"…っ」
三条は背中を逸らせぴゅくっと精液を吐き出した。
まだ若い欲はそれでも足りないと無意識の内に腰を揺らす。
「もっと、な」
「も…と…」
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