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第100話
ベルトもしていない三条の下半身に手を伸ばす。
この紺色のスラックスの下は下着も着用していない。
こんなの、えろい以外に形容する言葉が見当たらないだろ。
ボタンを外しスライダーを降ろそうとする手を捕まれた。
「正宗さん…」
「見して」
顔真っ赤にして首を振ってもやめてなんかやれない。
羞恥が滲む顔も態度も、声も、すべてが自分好みだ。
恥じらいながらも1度欲に飲まれれば淫らで官能的。
しかも、普段は品行方正な優等生ときた。
「遥登」
低く甘い声に名前を呼ばれた三条は、観念したかの様に目を瞑る。
そして、子供体温に腕を捕まれたまま長岡は強引にスライダーをおろした。
「…っ」
真っ白でつるつるの恥丘と頭を擡げはじめている陰茎が覗く。
そのアンバランスさと言ったら何度見てもたまらない。
ぎゅっと目をきつく瞑り羞恥に耐える三条の腰から着衣をズラし、ソコを蛍光灯の光に晒す。
「…………パンツ、履けば良かったかも…」
「大切なのは中身だけどな」
恥ずかしいと手に力が入るが、これからもっと
恥ずかしくするつもりだ。
楽しみでしかたかない。
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