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第101話

2つ並んだ机に細い身体を押し倒し腰周りから着衣を下ろすと、あの日の様に細い鉄パイプに手を伸ばした。 いくら三条が細いと言っても、あの日よりも背丈も伸び不安定でこわいのだろう。 「おち…っ」 「落とさねぇよ」 声に声を被せ、ちゅぅっと顎に吸い付いた。 しっかり張り出した喉仏にもちゅぅっと吸い付くが、本当は噛み付きたい。 噛み付いたら泣くだろうか。 怯えるだろうか。 どうかしている性癖だ。 ワイシャツの裾から手を差し入れ薄い腹を撫でる。 薄過ぎだ。 「正宗さんっ、待ってくださ…心の準備が…」 「期待してなかったのか?」 「デートって言ったから…」 セックスの心構えは出来ていなかった? ま、そりゃそうか 遥登だしな 「何時も流れでしてんだろ。 それと同じで良いんだ」 「だって…服も、はずかし…」 きっちりとネクタイを締め上げて何を言うか。 でも、三条のそういう所も好きだ。 真面目でこういう事を知らないからこその反応。 「先生って呼んでみ」 「……変態、ですか」 「遥登には負けるけどな」 こんな空気の中からかう様に冗談を言うと、きゅっとスーツの裾を握って服を引っ張った。 可愛い抵抗にもう1度唇を触れ合わせる。

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