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第108話
三条はビクッと身体が大きく跳ねると絶頂の気持ち良さに、腰を震わせる。
かくんかくんと揺れると陰茎から溢れる体液が机にまで垂れた。
それでも、揺さぶり続ける。
陰茎を刺激して射精した訳ではない三条はまだ賢者タイムもきていない。
もっと快感に溺れさせたい。
もっと、自分に溺れさせたい。
年下の恋人にみっともなくがっつく。
「は…っ、げし…まっ、まさ…ぁ…ン…っ」
浮き出ている背骨が机に擦れて痛いだろう、不安定な卓上でこわいだろう。
だけど、それらが混ざった顔すらいやらしくて興奮する。
パイプを握る手を首に回させると腰を抱いた。
「体位変えんぞ」
「まッ、あ"ぁ"…っ」
加虐心が顔を出した長岡は三条を抱き上げ、椅子に腰掛けた。
低い椅子はキシッと音をたてて2人分の体重を支える。
自分の体重で更に奥まで銜え込んだ三条は、頭が痺れて意味のない音が口を衝いて出るばかり。
内腿を痙攣させながら過ぎる刺激を感受する
「ま…、ぁ、まさ…」
首にしがみ付いた三条の爪が首の後ろを引っ掻いた。
痛いのも愛おしい。
この子から与えられるモノは全ての手放したくない。
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