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第139話

「そんな奥まで銜えたら苦しいだろ。 無理すんな」 手が汚れていて自分に触れないのを良い事にもっと奥まで口に入れた。 下生えが口元を刺激するがそれでも止めたくない。 長岡のにおいに雄のにおいが混ざる。 セックスの時のにおいだ。 扱き上げる手の動きを大きく変え、舌で鈴口を刺激する。 「遥登、出る…」 出して、と見上げて訴えた。 その目の奥のサディスティックな色を三条は見逃さない。 そして、長岡も三条の目の奥にマゾヒストの色を見る。 「でる…ッ」 後頭部を押さえ付けられ、口蓋垂にぶっかけられた。 「ぅ、ぶ…ッ、はっ、ゲッ…ゴホッゴホッ…」 まるで食道に吐き出す様に射精し、長岡は目元を赤くした。 飲み込むのに失敗した僅かなものが鼻をツンと痛める。 顔が汚れるだとかそんな事も考えられず、口元を手で覆い咳をした。 勢いのあるそれを直接飲み込むのは難儀で幾らかは飲み込めたが残りはボタボタと口から顎を伝い落ち足元を汚す。 三条が部屋を訪れる前にワックスペーパーで拭いたフローリングに淫らな汚れが点々と。 青臭いにおいが鼻を抜け、酸素を取り込む度に鼻腔も犯される様だ。

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