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第167話

腰を掴む冷たい手に上下に揺さぶられ奥を抉られる。 肩を掴む手に力が入るが、長岡は痛くないのか顔色ひとつ変えない。 「ひ、ぅアッ…あ、…まさ…さ…き、も…ッ、ぁ」 「気持ち?」 上手く言葉が紡げない。 それを知ってか長岡は優しく聴いてくれる。 意地悪だけど根は優しい人。 うんうんと何度も頭を上下させた。 「アレより?」 「ん…、これ…こ、れ…」 長岡は、アレ、と玩具を指した これが好き。 これじゃないと駄目。 言葉に出来ないなら、態度で示す。 弧を描く唇に自分のそれを触れ合わせた。 伝わって… 正宗さんのじゃないと駄目だって 「舌、出せ」 「ん……ぅん…、…ん?…ンんッ!」 ぬるぬると触れ合う舌と舌。 舌を口内に招かれ甘く噛まれる。 キスに酔っていると肩を抱かれ、ぐぐっと下に押さえ付けられた。 結腸を刺激する陰茎に、三条は目を大きく見開き驚く。 予告なしの刺激に頭がビリビリと痺れる。 息が出来ない。 「はっ、あ"…あ"…」 「すげぇえろい顔。 俺のそんな好き? もう俺以外無理な身体にしてやる」 なんて、甘美…

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