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第171話

突き上げる度に三条はイっているかの様に身体を跳ねさせた。 エネマの余韻かドライを続けている。 賢者タイムのない絶頂だからこそ、こうも続けて絶頂の快感に溺れる事が出来る。 頭の良い三条が理性を飛ばす程の快感は凄まじい。 「ァ、ぁ…あ……あ」 「きもち?」 言葉自体は聴こえているらしく口が言葉を紡ごうとするが、口から出るのは矯声だけだった。 「あ"…ッ、ぁ、…んン"」 「俺も、イきそ」 綺麗な目から涙が溢れ頬を濡らした。 そのまま顎のラインを伝い、丸出しの下半身へと落ちる。 欲に塗れた行為は綺麗な涙で綺麗な行為に変わるのか。 透明が白に混ざった。 感じ過ぎて辛いだろうが、もう少しだけ付き合って欲しい。 薄い腰をしっかりと掴み直すと何度も突き上げた。 自分がイく為の動きに三条は内腿を痙攣させて耐えている。 そんな健気な姿に早くイって楽にさせたいと思いつつ、もっと淫らな姿が見たい。 だけど、本当にそろそろ解放してやらないと辛そうだ。 セックスの快感に頭を振り必死に付いてきているが、もう数十分はドライばかりさせている。 「はる、射精は?」 「だし、た…ぁ…っ、だす…っ、」 「遥登も、イこうな」 ぐちょぐちょの陰茎を上下に扱く。 それから、カリ裏と先。 好きなところばかりの刺激に歯が噛み合わなくなってきた。 「イ"…っ、…イ"ぐ…ぅ…ぁ…こわ…ぃ…イ"…」 縋り付く可愛い恋人は過ぎる快感がこわいも泣きながらイった。 濃い精液が垂れ流れる様に手を汚していく。 すごいイき方に今日の遥登がどれ程感じているのか解ったが、俺もこの気持ち良いところに射精したい。 「はる、と…っ」 「ぁ"ぇ"…ッ、あ"…あ"」 結腸に出せる様に、きつく肩を抱いた。 苦しそうな遥登の声が耳元で聴こえる。 その声に玉がせり上がった。 「はる…はる…ッ」 「あ"…あ"…あ"…」 みっともなく貪って奥の肉壁にぶっかけた。 精液を塗り込める様に更に腰を突き入れ、ぐっちゃぐちゃに交わる。

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