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第214話

……おかしい ここ数日すごく元気だ 主に下半身が 寝起きという事もあって三条の股間は張り詰めている。 そりゃ、三条も健全な男子大学生。 朝勃ち位する。 だけど、最近は元気過ぎる気がする。 やばい… 勃ってる… 長岡のにおいに包まれ、玉が重くなっていた。 長岡の脚に股間を擦り付けたら。 甘い誘惑に吐く息が熱をもつ。 正宗さんのにおい… ずげぇ、良いにおい 抱き締められている三条はその胸に顔を埋める。 長岡のにおいしかしない。 香水も整髪剤のにおいもしない。 長岡だけのにおい。 土曜日も日曜日も性的な接触はなかった。 キスやハグは何時も通りだがセックスをする気配はない。 土日の内必ず1日はしてるのかと言われれば……しているかもしれないけど。 でも、それだけが全てじゃない。 家族の様に接してくれるのも嬉しい。 「ん…」 頭上から降ってくる声にピクッと肩が跳ねた。 声だけじゃない。 腰を抱く手に力が入ったから。 起きたのかと顔を見るが、綺麗な目は目蓋で隠されたまま。 寝言だったらしい。 しっかりと抱かれ動けなくなってしまった。 トイレで処理をしようと思ったのだがそのまま収まるのを待つしかなさそうだ。

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