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第226話

腹の準備をしてからどれ位の時間がなったのか分からない。 ほんの15分程の様な気もするし、1時間以上経った気もする。 あれから本当に陰茎と乳首だけを刺激してくる長岡は楽しそうに乳首を噛んだ。 せめて痛い位噛んでくれれば良いのにそれもない。 中途半端な刺激にあられもない声で喘ぎながら堪えるしかない。 「…ぁ"…ん……、ィ"…」 陰茎はだらしなく体液を垂らし腹を汚している。 長岡はそれを指で掬うと三条の唇に塗り付け、舐めとる様に唇を貪った。 キスと陰茎への刺激だけを与えられ、絶対的なモノがなく頭おかしくなりそうだ。 「ん…ん…ッ」 自分の体液の味なんて不味いだけなのに長岡とのキスが気持ち良過ぎて無意識に離れていく唇を追いかけてしまった。 小さく笑われそれに気付くも、今はそれ以上に長岡から与えられる快感が欲しい。 欲しくてたまらない。 「ま、さ…正宗さ…、」 「強請ってみろ」 乗り上げていた長岡はそう言うなり三条の上から退いた。 自由になった脚を拡げると後孔を見える様に割り拡げる。 ほし…い… 正宗さんが欲しい イきたい すっかり長岡のカタチを覚えたソコを見せながら全身を真っ赤にして口を開けた。 「…こ、こに…正宗さんの……ください」 それなのに、長岡はにやにやと口元を緩めるだけ。 こういう時の恋人は意地悪だ。 “もっと”を求める。 「……かいぬし、さま…」 後孔に左右の人差し指を入れると左右に拡げ、中の肉を長岡の眼下に晒した。 死ぬ程恥ずかしい。 こんなあさましい姿、恥ずかし過ぎる。 だけど、長岡が欲しい。 「…、俺の、あ…な、るを……犯してください…」

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