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第227話
まだ“待て”だ。
長岡はよしとは言っていない。
肉壁を晒し、媚びた目で見上げてみた。
あの目をした長岡は楽しそうに見下ろすばかり。
早く食われたい。
期待に指で拡げたままのアナルが締まった。
自分の指だというのに貪欲にしゃぶる。
「犯して欲しいのか?」
「…おか、されたい…です」
「なにで?
バイブ?」
「……飼い主様の、ちんこ」
「これ?」
そう言って目の前で大きな陰茎を扱きだした。
カリ高で血管の浮いたお世辞にも可愛いとは言えないソレ。
「……ほし…ください……」
欲しい。
後孔で射精して欲しい。
「……犯してください…、おねがいします……」
陰茎が犬の尻尾の様に揺れた。
後孔を晒している筈なのに勝手に締まってしまう。
ヒク付かせない様にしたいのに、より欲しい欲しいと訴える。
扱く手は止めず楽しそうに口端を上げるだけ。
欲しくておかしくなる。
「正宗さん…犯してください……」
「その顔たまんねぇな。
ほら、お待ちどうさま」
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