227 / 1502

第227話

まだ“待て”だ。 長岡はよしとは言っていない。 肉壁を晒し、媚びた目で見上げてみた。 あの目をした長岡は楽しそうに見下ろすばかり。 早く食われたい。 期待に指で拡げたままのアナルが締まった。 自分の指だというのに貪欲にしゃぶる。 「犯して欲しいのか?」 「…おか、されたい…です」 「なにで? バイブ?」 「……飼い主様の、ちんこ」 「これ?」 そう言って目の前で大きな陰茎を扱きだした。 カリ高で血管の浮いたお世辞にも可愛いとは言えないソレ。 「……ほし…ください……」 欲しい。 後孔で射精して欲しい。 「……犯してください…、おねがいします……」 陰茎が犬の尻尾の様に揺れた。 後孔を晒している筈なのに勝手に締まってしまう。 ヒク付かせない様にしたいのに、より欲しい欲しいと訴える。 扱く手は止めず楽しそうに口端を上げるだけ。 欲しくておかしくなる。 「正宗さん…犯してください……」 「その顔たまんねぇな。 ほら、お待ちどうさま」

ともだちにシェアしよう!