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第229話
「あっ、あ"ッ…あ"…っ、」
頭の天辺をシーツに擦り付けながらあられもない声を上げる事しか出来ない。
やっと与えられたソレ。
イイトコロ、前立腺から精嚢を抉った。
気持ち良過ぎて歯が噛み合わない。
内腿がピクッピクッと勝手に動く。
「…っ、は」
長岡の吐息。
腰を掴む冷たくて大きな手。
「遥登…」
「あ"…あ"…」
アナルの縁が捲れる。
奥を捏ねられ、クラクラする。
まるで酔ってる様だ。
セックスに。
長岡に。
「あ"ッ…ぉ、お"ぐ…」
思わず腹に力を入れてしまうと、長岡の亀頭がS状結腸を刺激した。
気持ち良い。
気持ち良い。
「ぐ…ぅ、ぁ…」
食ったばかりで結腸は少しキツいがそれを上回る気持ち良さ。
吐く事は避けたいが今の身体をコントロールする事は難しい。
「はる…」
上擦った長岡の声が名前を呼んだ。
「あ……ぁ"ァ"」
長岡が好きだ。
全部残さず俺のだ。
誰もにあげない。
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