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第231話
選択肢通り、沢山イかされた。
ウェットでイき、出るものがなくなってもドライでイき続けた。
それこそ死ぬかと思うほど。
もう、呼吸をするだけで精一杯。
「なに漏らしてんだ」
目を細めながら長岡は嬉しそうな色を見せた。
漏らしたそれはシーツこそ汚してはいないがシャツにシミを作り、粗相をした様で恥ずかしい。
なんて、今はそんな事を考える余裕なんてないけど。
「ぅあっ…、あ"…」
過ぎる射精にもう精液は出なくなりそれでも与えられる刺激に三条は譫言の様に愛しい人のの名前を呼んだ。
回らない呂律でただ繰り返す。
「ま…ッ、ま…さ……ぁあっ、ぐ…ヒッ」
「はる、と…」
それに、返してくれる声は切羽詰まっててすぐに自分の中で射精してくれた。
何かが満たされる。
気持ち良い。
「やべ、食い千切られそ…」
感覚の麻痺した後孔は三条の意思とは関係なく長岡の大きな陰茎をきつく食んだり、やわらかく包み込んだり愛撫していた。
ソコから溢れるローションに体液の混じったものが空気と混ざり臀部と局部を汚している。
長岡が射精をするとまるで精液を飲むように搾り上げた。
顔を真っ赤に逆上せながらも三条の妖艶な空気はそのまま。
恋人と恋人の成長期が恐ろしい。
「あ"、ァ"…」
「はる、」
今日が帰宅日なんて事を2人共すっかり忘れてどろどろに交わり続けた。
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