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第264話
力を加えると服を握っていた三条の手に力が入った。
気持ち良いんだろうな。
「バレたら…、やば…ん、」
半年以上、室内以外でセックスをしていないせいか初々しい反応を見せてくれる。
それに加え露出の気のある三条にはたまらなく興奮する状況だろう。
また顔中にキスをして三条を溶かしていく。
「ん、やべぇな。
だから、興奮すんだろ」
耳にキスをするとびくっと肩を震わせ気持ち良さそうに眉を寄せた。
逃げる事の出来ない三条はただただ快感を感受するだけ。
後ろは壁。
床に座り込めば着衣が汚れてしまう。
脚に力を入れ踏ん張るが、快感に力が抜けてしまいそうなんだろう。
ローションに先走りが混ざり、扱く度にそれが塗り広げられていく。
なんて官能的だ。
2人の精液が混ざり合うだけでなく、それが塗り付けられていく。
三条の唾液もだ。
こんなの興奮しない方がおかしい。
「遥登の精液と俺のが混ざってんな。
それを塗り広げられてく感想は?」
「…はず、かし…くて、声がでそ…」
「興奮してる?」
「…ぅ、ん…」
加減、出来っかな…
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